山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

車内会議

先日、出張でN高原に向かった。
予定通り 朝6時過ぎに会社を出発。
豪雪地帯を通り月山ICまで1時間。高速道路に入り村田JCあたりに
なると雪がなくなり、スムーズに・・・目的の駅まで3時間半。

毎回、3時間以上の遠出は車での移動は止めよう。と言いつつ
結局便利な為、車での移動となる。

移動の道中 車内は社内会議となる。
これからのスケジュールのことやいままでのまとめや
今後の展開など・・・・。
会社内だと、ついつい自分の仕事をこなしたい為に
スタッフ会議や工程会議以外だとちょっとした時間で
その都度、打ち合わせを行うことが中心となっているが
車内だと逃げ場がないので、とことん議論が出来る。
時に、白熱しすぎてめちゃくちゃ口論となり、お互いムッとして
居心地が悪くなることもあるが、行き着く目的が同じなので
何とかなるものである。


今回は 和気藹々と楽しい会議となった。
いつも、そんなこんなの珍道中。


さぁ~て、がんばるぞ!
# by shinwasouken02 | 2006-02-03 07:34 | ものづくりの輪 | Comments(0)

小さな現場監督②

先日、縁側に雪囲いを依頼された。

飼っているワンちゃんとの触れ合いの場だそうだ。
雪や寒さで、触れ合う時間が少なくならないように
お父さんとお母さんが子供たちのためにワンちゃんの
ためにの、心配りだ。

昔は、番犬としてが犬を飼う一番の理由だった気がするが
いまは、大事な家族の一員で下手すれば人間よりも
良い暮らしになっていたりする。
(我が家がそうだ。本来の形では無いと思うが・・・)
とはいえ、良い家に飼ってもらえて幸せである。

雪が降る前に・・・の約束だったが、バタバタしてしまって
遅れてしまった。案の定、大雪になった。
施主さんにお詫びをして、大雪の中 作業が始まった。


自宅の屋根と雪囲いの屋根との関連性を社長とスタッフが
その場所で打合せを始めた。
近くで雪遊びをしていたその家のK君が木の上に登り
打合せの様子を確認していた。
何をやっているのかはわかっていないと思うのだが
本気でしっかりその状態を見ている。


小さな現場監督である。
こんな風にいろんなことに興味を抱いて大きくなってほしい。
自分たちも負けずに頑張るからさぁ。


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この施主さんご夫婦は、とても勉強家である。
リビングで両親が勉強をするので、自然に子供たちも
勉強を始める。そんな環境が大事なんだと思う。
自然にさりげなく出来ること。
やっぱり親の背中って見ているんだよなぁ。
# by shinwasouken02 | 2006-01-27 20:24 | お施主様とともに | Comments(0)

うれしかった。

きのうの夜、施主さんの家に電話を入れた。

めずらしく、旦那さんが電話口に出た。
久しぶりだったので、近況を聞いた。

『ごぶさたしています。お家での過ごし方はいかがですか?』

『あ、とても過ごしやすく、快適です。』

『今年は、雪が多く、いつもより寒いですけど・・・』

『そんなこと、みじんも感じません。』

『ありがとうございます。』

『いえいえ、かえってこちらこそ。ありがとうございます。』

『まだまだ寒い日が続くと思いますので、外での仕事 気をつけてください。』

『あっ、ありがとうございます。でも、家が快適なので・・・。』

『ありがとうございます。では、失礼致します。』

いつもは、奥様が電話に出て世間話で花が咲くのだが 
たまたま外出していて旦那様との話になった。
以前から口数が少なく、話す機会が少なかった。
なのに、こんな風に家に居る時を満足気に、照れくさそうに
話してもらえると、大事に創らせてもらった側としては
とても うれしい。


あとから、奥様がわざわざ電話をくれた。
そして、旦那様との会話を教えたら、

『んだろぅ~。その通りだから・・・・。
全館室温、17度前後だけど寒くねぇ~よ。』 と。


本当に、うれしかったなぁ。
# by shinwasouken02 | 2006-01-27 09:28 | 伝えたいこと | Comments(0)

職人、大工として・・・

職人・・・・大工・・・・。

むかし、むかし、お寺のお坊さんと大工の棟梁は町の相談役だった。
そう言った人がいた。

確かに、よくよく考えるとそんな気がする。
昔の大工さんは、家の骨組みだけでなく家のことなら
なんでも知っていて、何を相談しても、すぐ対応でき、それぞれの
プロを呼ばなくても、ある程度のことは対応出来ていた。
現在も、そうして頑張っている大工や工務店はたくさんいるが
中には、現場経験もなく知識的には勉強をしていても現場で、
その場で突発的なことが起きると対応に苦慮する人たちはたくさんいる。


『大工に聞いてみる。』 『販売店の責任だ。』 『メーカーを呼びます。』 など等
自分が自分の手で確認し、対応できる担当者があまりにも少ない。
経営担当、営業担当、工務担当、現場担当など・・・分業制だ。
それは、合理化を追求し、コスト削減の為にやってきていることで
悪いことではないがだからといって、対応がたらい回しになっていいものではない。


そんなのは、いやだ。
自分が施主の立場でいたらなおのこと、そう思う。


社長は、
『俺も職人で、大工できたが・・・・むかし、むかしの大工の棟梁でいたい。
なんでも相談してもらえるように・・・。職人は、大工はただ家がりっぱに
出来ればいいんじゃないんだ。その中に住む人が、安心で安全で健康で
快適に楽しく過ごせることまで、考えていかなきゃダメなんだ。』
と何かにつけ、話す。その通りだと思う。


職人、大工のエゴだけで 家が立派に建てばいいんじゃなく、
家全体が寒くなく、身体に負担がかからず、ランニングコストが高くなく
家族みんなが、泣いたり、笑ったり、怒ったり・・・そこに居る事が
うれしい、楽しい空間でなきゃダメなんだ。




たくさん、そんな家族を守れるいい家を創っていきたい。
もちろん、自分たちと協力業者さんとメーカーさんと施主さんと共に。
# by shinwasouken02 | 2006-01-27 08:52 | 伝えたいこと | Comments(0)

地吹雪

地吹雪 ・・・ 読んで字のごとく、地面近くを吹雪が舞う。
雪が横殴りに吹きつけるのである。
庄内特有の冬の風物詩。あまり、うれしいものではない。


今年は、例年にない雪の冬。
とはいっても、毎年何回か経験する地吹雪は容赦なく
通勤時の行き帰りを襲ってくる。
自分も会社に入って、10年近く毎年通勤をしているが
かかっても、30分もあればゆっくり着く場所(通常時15分)だが、
この間は、なんと一時間かかった。
なんということ・・・。かかるだろうと予想して7時10分頃から
支度をしたが、自宅前道路ではまっている車があり、それを
助けないといけない。そのうえ大通りに出れば渋滞で100m弱の
間で15分以上かかり・・・会社に着く前に疲れてしまう。

でも、私のことなどまだまだ優しい方で現在建築中の旧八幡町に
毎日仕事で通うわが社のスタッフは、7時前後で会社を出発し
悪路で地吹雪の道路を一時間以上、毎日通っている。
大変なことだと思う。
でも、施主さんの為に頑張っている。
他の業者さんも、旧朝日村や旧温海町から通うものたちもいて
みんな、大変だぁ。でも現場に入れば一生懸命頑張ってくれる。
朝早くから、夜遅くまで通勤に三時間超かかろうとも・・・。

そんなスタッフや業者さんたちに支えられている自分たちや
施主さんは幸せである。



この間、最上町のS工務店のS専務と打ち合わせした。
最上から遊佐、鶴岡、山形他近郊に働きに行くのは当たり前。
通勤時間、2~3時間なんて・・・いつものこと。
それでも仕事があって、ありがたい。と話していた。
上には、上があるものである。
われわれも、負けずに頑張らなきゃ・・・。
# by shinwasouken02 | 2006-01-25 08:58 | ただいま建築中 | Comments(0)

東京からのお客様

他県で親和創建の家を建てられないだろうか・・・?と
時々言われることがある。

いままでは、二つ返事で断ってきた。
というのも、地元でないとアフターが不安だったからと
自分達の施主さんと共に創ってきた家を見てもいないのに
受けるわけにはいかないと思ってきた。


なのに、今回はわざわざ見に来てくれた。
すごいことだと思う。
こんな時期に、寒い庄内の小さな町の工務店に・・・。
うれしい限りである。


さっそく、空港に迎えに行き建てた家やら建てている現場やら
建楽(建物を楽しむ)コースを回った。
建築現場は、中で働いている人たちが暖房もないのに軽装で
軽快に作業をしていることに驚き、細部にこだわりを感じてもらえた。

アポを取っていなかった施主さんの家もたまたま施主さんが
居てくれて、自宅を案内してくれた。
全館室温20度前後。『以前の家は・・・』と東京のお客様からの問いに
『一枚ガラスで結露が当たり前ですごく温度差があって・・・』の返事。

その後、昨年12月にお引渡しをした施主さんの家に向かった。
全館室温21度。子供たちが素足であっちこっち騒いでいる。
同じように、『以前の家は・・・』と東京のお客様からの問いに
『一枚ガラスで結露が当たり前ですごく温度差があって・・・
暖房機の前でみんなで押し合いへし合いでした。』との返事。

事務所までの帰りの車中で、『いやぁ、話には聞いていたけど・・・
百聞は一見にしかず・・・ですね。』と感想をくれた。
この冬の期間だからこそ、紛れもなく体感出来るのである。

『20度、21度であんな生活が出来るなんて・・・考えられない。』

暖かい地域でさえ、暖房をしていれば全館暖房でない限り
部屋ごとで温度差が生じる。結露も生じる。当たり前だと思っていた
生活の違いを見せつけられたという感じだった。
一人でも本当の生活のあり方を感じてくれる人が増えてくれたことが
自分たちには大きな成果だった。

翌日、リフォームで築27年の家を再築した家も立ち寄った。
資産価値が新築同様になったことに驚いてくれた。
『以前の家は・・・』と東京のお客様からの問いに
『一枚ガラスで結露が当たり前ですごく温度差があって・・・
シロアリや雨漏りと大変だったんです。』との返事。

施主さんが自分の言葉で体感したことを話してくれる。
台本なんてない。真実なのだ。だから重みがある。
相手に届く。こうして喜んでくれる人たちのお手伝いが出来て
いることに誇りを感じ、幸せを感じる。


今後、どんな展開になるかは まだわからないが本当のものを
求めているたくさんの人たちに出来ることであれば応援をして
いきたいと思う。




Ⅰ様、S様、わざわざの来鶴、本当にありがとうございました。
そして、建楽に協力してくれた施主の皆さん、ありがとうございました。
# by shinwasouken02 | 2006-01-22 12:58 | ものづくりの輪 | Comments(0)

老犬②

なんと、復活している。

玄関から居間に寝床を移して数日。
家の中に入れる以上、身体もきれいにしてあげないと
とお風呂に入れた。
魚箱の発泡の箱の穴をガムテープで塞ぎお湯をいれ
奴を入れた。
昔は、お風呂もシャワーも大嫌いで すぐ暴れた。
いまは、身体自体がままならないせいかされるがまま。
でも、入っているうちに気持ちがいいらしくコックリ、コックリと
うたた寝をはじめ、ちゃぽんとお湯に鼻をつけては目を覚ます。

そんな日々を繰り返していくうちに、食事の量が増え始め
お座りをしている時間が延び、しゃんとしてきた。
後ろ足はほとんど役に立たないが、前足で器用に踏ん張り
身体を起こし、自分で食事も出来るようになった。
排泄物も出来るだけ外でしたいと態度で表し、タイミングを
計るとみごとに外で出来るようになった。

忙しい朝の時間と疲れて帰ってきた夜に一時間近く奴の
始末に追いまくられて、元気になって良かったのか悪かったのかと
思ってしまうほどだ。
まぁ、元気になって良かったのだが・・・。


というわけで、住む環境と献身な介護によって身体能力は
復活するということらしい。
大変なことだが、声を掛け、手を掛け、愛情を掛ける事が
全ての命に通じるということだと思う。



とりあえず、悔いの無い犬生を送らせる努力をしよう。


相変わらず、おばあちゃんは「よがったのぉ。しあわせだのぉ。」と
奴に声を掛ける。自分の時も頼むと言っているようだ。


・・・ や・ば・い。
# by shinwasouken02 | 2006-01-22 12:01 | 伝えたいこと | Comments(0)
『今日、親父が生きててくれただけで良かった。』 
と社長が、つぶやいた。

というのも、その日の朝6時過ぎ転送になっている
事務所の電話が鳴り、自分が出ると社長のお母さんからで
お父さんの具合が昨日辺りから調子が悪いとの事。
社長の携帯電話にすぐ連絡した。
大したことではなかったらしいが、そろそろ親を亡くす歳に
なってきたことに、気づいたらしい。

S工務店のS専務、S社のK所長と打ち合わせをしていた時
社長がボソッと・・・

『みんな父親を亡くしているけど、どんなもんなんだろう?
俺は両親が揃っているから、親がいなくなることを理解出来なくて・・・』
『俺は最後の最後まで優しく出来なかったな。』
『最期は意識が朦朧としてたなぁ。』
『自宅に戻ってきた時 肩を揉みながら「早く元気にならなきゃ・・・。」と
声を掛けたら、小さくうなづいて・・・すごくちいちゃくなっちゃって切なかった。』

みんな亡き父を想い、故人の大きさ、大切さを思い起こした。

いつの時も、子供の幸せと重荷になってはいられないと弱音を吐かず
黙々と頑張っている親のありがたさ 感謝しなきゃね。



生きててくれるだけで良かった。
優しい思い、忘れないで・・・・。
# by shinwasouken02 | 2006-01-22 11:29 | 伝えたいこと | Comments(0)

町のひずみ

除雪作業の依頼があった。

親戚の家で無人なのだが、老朽化しているので
屋根の雪の重みが心配だと・・・。
ただ、とても道が狭く敷地もあまりなく作業が
出来るかどうか? とのこと。

とりあえず、住所を聞き、現地状況を確認してからと
電話を切り、現地確認に向かった。

現地到着。 道が無い。 大きい道路への路上停車も
路肩の雪などで、ままならない。
無理やり停車を試み、地図で確認していた現場へと
急ぐ。

無理。どうにもならない。お手上げだぁ。
家にたどり着く前に、その前の路地の除雪をやらない限り
作業が出来ない。路地は雪が1m近く積もっており、
踏み固められている為、人手で何とかできる範囲を超えていた。
何とかできないことも無いが、数十万の経費がかかる。
その負担を依頼者に要求は出来ない。

すぐに車に戻り、交通の妨げにならない場所で
対策を考えたが、とてもやれる範囲ではなかった。
幸い、今すぐ雪降ろしをしないとつぶれてしまうようなものでは
なかった。雪がとけるのを待つことで仕方ない。
なんとか行政への情報提供は試みたが、いまの現状はそれ以外の
ところへの対策がもっと必要で快諾は無理だった。


危険なところに 住んでいる人いる。
危険なところが 町の中に潜んでいる。
事故や火事や病気の時の対応を考えると不安なところだ。

あまり目にすることが無かっただけに ハッとさせられた。
いつものきちんとした町並みの中に、歪みがある。
少しでも、そんな場所が無くなっていくことを望んでいきたい。
# by shinwasouken02 | 2006-01-19 08:49 | 伝えたいこと | Comments(0)

お正月休み

建築業いわゆる大工さんの正月休みは長い。
今年も暦と相談し、8日(日)まで休みとした。


なのに、年明け早々作業場には技能士を今年受験するスタッフが
二人とも練習に来たらしい。
どちらも、親父さんが大工さんで作業場も自宅にある。
『自由に使えるはずなのに・・・。』
社長が不思議そうに、つぶやいた。

きっと、自宅の作業場は親父さんの場所であって自分の場所と
して思っていないのか?自分が働いていて慣れ親しんでいる
この作業場が使い易いからなのか?定かではないが新年早々
頑張る姿勢は、すごいものだ。
他のスタッフもそれぞれ頑張っているらしい。
日頃、こまめに見れない道具を見るのはこの時期しかない。
社長も自分の道具の調整に抜かりない。

『この時の頑張り具合が、今後に見えてくるのだ』 と社長は語る。
休み明けが、楽しみである。



1月9日(月)も成人の日で祭日なので仕事始めはスタッフ会議と
初詣のご祈祷とすることにした。
いつも、地鎮祭でお世話になっている神社の社務所にいく。
会社を開設して、初めてのことである。



今年は、いい年にするぞぅ。
# by shinwasouken02 | 2006-01-07 22:50 | ものづくりの輪 | Comments(0)