山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

風土

先週、基礎工事の確認と基礎断熱施工のために
N高原のⅠ様邸の現場に行った。

天候不良もあり、5月18日から20日までの
工事段取りだったが、5月23日まで延びてしまった。

その間、N高原の現場や滞在場所での生活を
余儀なくされて、初めての長期?滞在となった。
どうせなら、こっちの土地の状況を色々と感じていこうと
現場の別荘地内や滞在場所周辺を探索したり・・・。

現場周辺の樹木や草花も、自分達の住む庄内のものとは
いろいろと違う。
青果市場やスーパーなどに並ぶ食べ物も、流通が
良くなっているとはいえ、顔ぶれが違っている。
同じ日本なのに・・・不思議なものだ。

夜も外灯が少ないので、月明かりで周りが見えたり、
湿度が高いせいか、霧が多いせいか、もやの中に
景色が見えるのも、幻想的だ。

それぞれの場所に、それぞれのドラマがあり
それぞれの環境や風土が培われる。
自分達が感じていなかった、ちょっと違う環境で仕事が
出来るのも、きっと大きな経験になるだろう。

5月26日からは、棟梁をはじめとする大工職人6人が
その風土の中にとけ込める快適な住まいの建て方に
向かう。Ⅰ様家族の為に・・・。
自分達の家族とはちょっぴり離れ離れになるけど
みんな、応援しているから・・・・・。


がんばれ、仲間たち。
# by shinwasouken02 | 2006-05-25 20:29 | ただいま建築中 | Comments(0)

体感

先日、黒川に建築中のA様と打合せをした。

樹脂サイディング仕様という事で、先に外部照明の
下地施工が必要だった為、大体の線で外部の照明器具を
選定してもらうことになった。

照明器具は、割りと簡単に決まり その後に
現場の話になった。

『最近の朝に、現場を2人で見に行くんですけど
家の中に入ると、まだ建築中なのにほんのり温かくて・・・。
自分達の今の家の部屋はヒーターを点けて温かいのに
違うよね。って話してました。』

どの施主さんも、初めて体感する不思議な感覚。

いくら口で説明してても、頭では理解しきれないのに
その時を体感すると、言っていた事を理解できる。
この驚きの体験談を聞くのが、楽しみなのである。

“百聞は一見にしかず。”っていうか “一感にしかず” かな。

これからも、たくさんの事を体感していくことだろう・・・。

いっぱい、楽しんで快適住まいの驚きを。




 
# by shinwasouken02 | 2006-05-25 20:05 | ただいま建築中 | Comments(0)

工程会議&顔合わせ会

去る 4月28日(金)・29日(土)と両日 東京のⅠ様より
鶴岡に来て頂いた。

来鶴の目的は、これから建築するN高原の別荘建築の
工程会議と協力業者との顔合わせ会と今後の日程や
建築の詳細打ち合わせに関してだ。
遠いにもかかわらず、日程を調整して来てくれたのだ。

せっかくなので、前回来鶴だった時に建築中だった八幡の
S様邸に訪問し、近況状況をS様ご夫妻から話してもらった。
S様ご夫妻も山が好きなので、これから住まれる自然いっぱいの
生活に関して話が盛り上がった。

八幡を後に、現在建築中の現場にも立ち寄った。
ちょうど、上棟式を終え外部の断熱・気密作業の最中だったので
構造的に色々と話が出来た。
限られた時間ではあるが、出来るだけ 見て、触れて、自分達が
心を込め作り上げているものを感じてほしかった。
ひとつひとつ丁寧に話を聞いてくれて、Ⅰ様なりの出来上がりの
構想を語ってくれた。

この時間が、自分の家を創る施主にとって大切な大切な時間だと
思う。ともすれば、蔑ろにされやすい時間なのだが自分達は
面倒でも、この時間を大切にしてほしいとお願いする。
何十年も住むことになる家を創るのだから、その年月を考えれば
ほんの一握りの時間なのである。


いつもは、工程会議は関係者だけで行い、顔合わせ会の時に
後から施主さんから参加してもらうのだが、今回は遠方から
来て頂くこともあり工程会議から参加してもらった。
Ⅰ様は参加されていたのだが、自分達のいつものペースで
会議を行った。本来は、顔合わせ会で施主様が参加された時点で
みんなの表情が少し硬くなるのだが、今回はちょっと早めに
ピリッとした空気になっていた。
県外への遠征と地元業者との協力など、今までに無い内容だったので
色々と戸惑いもあるようだったが、みんなで頑張っていこうと
Ⅰ様に誓ったのであった。


毎回、工程会議や顔合わせ会。イベントやセミナーへの参加に
時間調整をし、協力してくれている強力な協力業者やメーカー、
親和創建のスタッフには感謝している。
この素晴らしい仲間達がいるから、施主さんも自分達も幸せだ。

Ⅰ様が言ってくれた。

『縁があって、あなたがたに出会えて良かった。
安心して任せられます。あなたがたは、家だけでなく
私達の人生そのものを創りサポートしてくれるのだと感じます。』 と。



うれしいことであると共に責任重大だ。
でも、こうして またひとつ輪が広がっていく。

みんなで広げていきたいね。笑顔の輪を・・・・。
# by shinwasouken02 | 2006-05-16 08:52 | ただいま建築中 | Comments(3)

生命力

今シーズンの冬は、今までに無いほどの寒さと豪雪に
見舞われ、自分たちの生活に支障を来たした。
もちろん、自分たちの身の回りのことで精一杯だったから
駐車場の花壇のことなど、何もしていなかった。

秋深くなってから、Y君と植えたチューリップの球根や
植えつけて間もなかった夾竹桃やノウゼンカズラや他の花々も
何の対策もしてやれないうちに、雪深く埋められていた。

玄関先に置いてあったプランターや台なども無残な姿で
雪解けに顔を出した。

花壇の中も、無残だった。
とりあえず気になりながらも、仕事が忙しくバタバタしていた。

そんな時、ふっと花壇を見ると土の表面から こんもりと芽が
数個出てきていた。チューリップの芽だ。
あんな雪に抑えられながらも、土の中で息づいていたのだ。
さっそくY君やみんなに伝え、春の息吹を感じた。
まだ、その時は夾竹桃とノウゼンカズラは枯れ木状態だった。
なのに・・・ここ数日で枯れ木のような樹皮にポチポチと芽が出てきた。
やっぱり、すごい。

d0053207_17533735.jpg


寒くなるからと、どこかに移動出来るはずも無く そこにただ居るしか
ないのに、じっと冬が過ぎてしまうのを我慢強く待ち・・・春に
待ち焦がれた分、思い切り芽吹き始めるのだろう。
大した生命力だ。自然の強さを見せつけられる。

やっぱり、自然のすごさには脱帽だ。

d0053207_17535796.jpg

# by shinwasouken02 | 2006-05-14 09:22 | 伝えたいこと | Comments(0)

おかき

先日、埼玉の叔父夫婦が遊びに立ち寄った。

お土産に草加のあられ。おかきの詰め合わせを
もって来てくれた。
なんと、一斗缶(23cm角×高さ34cm)に入っている。
いままでにない大きさのお土産で、童心に返りワクワクしながら
缶の蓋を開けた。
中には、おかきが大きな袋にふたつ。八種類ざくざく入っていた。
小分けも出来るように数枚チャック入りの袋も同梱されている。
独り占めせずに、みんなに分けて・・・との憎い演出だ。

さっそく、ガサゴソと中身を出し、八種類あるというおかきを
確かめる。似た感じの物もあるので食する。
『おぅ。似ているが違う・・。』と楽しんだ。

我が家は三人と一匹の家族なので、食べ尽くすには
かなりの時間が掛かりそうとのことで、せっかくならおいしいうちにと
みんなにおすそ分けすることにした。
ただ、袋に入れて持っていっても このボリューム感は
伝えられないと一斗缶のまま会社に持って出勤した。(物好きである)
一斗缶を片手に抱え、出勤する様は たぶん笑える。
でも伝えたかったのだ。こんな商品もあるということを・・・
きっと、これがこのおかきを作った会社の思惑だろう。
まんまと嵌ってしまっている自分を何やってるんだかと思いつつ
かわいいと思う。
会社でも、びっくりされながら・・・ついつい止められなくなるね。と
スタッフ会議のつまみに、おかきも喜ばれた。


自分たちの仕事も、施主さんたちがついつい友人や周りの人たちに
話してあげたくなるような出来事がたくさん生まれる暮らしをサポート
出来るようになっていたいものだ。


『実家に里帰りに行って、寒くて靴下もジャンパーも着たまま寝た。』

『お風呂上りに夏はひんやり心地良いのに、冬はどこ行っても
快適温度で涼めないから扇風機をちょっぴりかけてしまう。』

『子供たちの冬の遊び場は、我が家になってしまう。』

『冬に夜、洗濯物を干すと 朝まで乾いちゃうのってびっくり。』

『冬に遊びに来た友達が帰りに靴が暖かくて気持ちいい。って
言われてうれしかった。』 ・・・etc

などなど・・・点検で訪問した施主さんたちから聞かされたエピソードです。
# by shinwasouken02 | 2006-05-14 08:48 | ものづくりの輪 | Comments(0)

田んぼ

家の前は、田んぼだ。

引っ越してきた15年前は、はるか遠くまで田園で
電車が通るのもいつも見えていた。
数年前にバイパスが出来、田んぼをはさんで住宅分譲地が
広がり電車も家々の隙間から見える程度になって・・・
少し風景が変わった。

ただ、家の前の田んぼは昔からのまま。
田んぼの堰も昔からの堰になっていて
いまでも泥のままの為、ザリガニ・ドジョウ・タニシなどが住んでいる。
近所の子供たちや親子連れが、それを見に来たり捕まえたり・・・。

今の時期、田起こしが始まり、もうすぐ田植え。苗が大きくなり
夏になるとホタルもでてくる。このホタルを探すのが楽しい。
時に、鴨も田んぼの中で餌を食べていて、暗くなった時バサバサと
数羽同時に、飛び立たれると驚く時もある。
秋には稲穂が黄金色に染まる。そしておいしいお米が収穫される。
刈り取った後、冬は雪に寝かせられ 田んぼは休む。

おいしいお米を収穫する為には、田んぼの見回りや草取り、若干の消毒。
色々な作業を数十回繰り返す。大変だと思う。
そんな大変な作業を繰り返しているのに、減反だと割り当てられ
元気に育っていた稲が青田刈りされたこともあった。
悲しい現実だった。
それでも、今年もまた田起こしが始まった。
なんとなく、楽しくなる。



ずっと、このまま田んぼであってほしいな。

(正直、前面道路が4m幅しかなく狭いのだけど、この風景を残せるのなら
そのままでもいいと思う。)
# by shinwasouken02 | 2006-05-05 11:14 | ものづくりの輪 | Comments(0)

やるせなさ

去年の秋、水周りリフォームさせてもらったS様邸に
最近の使い勝手を確認に訪問した。

彼女はいつもの明るい笑顔で迎えてくれた。

お母さんが病気で足が不自由になりそうだから段差の多い
トイレや洗面所、お風呂をバリアフリーにし寒さも解消させて
あげたいという思いでリフォームしたいとのことだった。
病院に入院中に作業を終え、完全に出来上がったところで
退院させ驚かせてあげたい。と言う。

その思いを共に作り上げ引き渡していたのだが、お母さんが便利に
使っていてくれているのか心配だったので時々電話で近況を聞き
『大丈夫。なんだかんだ言いながら便利に使っているよ。』と
いわれ安心していた。
最近、忙しく連絡も滞っていたので、近くに行くので訪問したいと
伝え約束をした。
初めてお母さんに会えると思い、聞いてみたら・・・

『お母さん、1月末に亡くなったの。』 と・・・

『えっ ・・・ 』 絶句。

『ちょっと、早かったんだけどね。お風呂もトイレもちゃんと自分で使って
よろこんでくれた。面と向かっては言われてないけど、親戚の人たちに
家が良くなったから見に来て。って言ってたって。』

心配かけまいと大丈夫そうに振舞う彼女の姿は痛々しかった。
もっと、もっと話したり、何かしてあげたかったに違いなく
季節の祭事もどんな風にしていたか聞きそびれたと話していた。
数年前にお父さんを亡くし、お母さんと二人暮しだった彼女。
いつかは、旅立っていくとわかっていても その時を直面すると
やるせない。何もしてあげられないのだけど、何か力になれたら
いつでも呼んでと伝え、帰路に着いた。


どうぞ、空の上から、いつまでも彼女のことを見守ってあげて下さい。
# by shinwasouken02 | 2006-04-30 12:06 | 伝えたいこと | Comments(0)

子育て

保育園の先生をしているS様邸を、リフォームしている。

先日、先生がお休みだったので色々と話をした。
キャリア30数年の先生だが、やはり最近は
子育てが難しくなったと言う。

昔は、“きかん坊”といわれるもので済ませられたことが
いまは、色々な名前がついて病気として診断されるらしい。
その子の対応の仕方を考え、親と医師と保育園の先生と
3者協議をするらしいが・・・。自分の子供が何かしらの
診断をされてしまうとやはり信じがたく、
『うちの子はそんなはずがない。』と、かたくなに拒否する親御さんも
いるらしい。そうなるとなかなかいい方向には向かわないとのこと。

逆に、『だとしたら、どんな風に接してあげればよいのか?』と
協力的に動いてくれる親御さんだと病気が回復に向かい、小学校に
入学する頃には全然変わってくれるらしい。

先生いわく、やはり家族が一丸となり自分たちがきちんとサポートできれば
子供たちは素直に元気に育ってくれる。という。

『保育園ではちゃんとしているのに、家では全然甘えん坊で・・・。』という
親御さんと、『家ではきちんと出来るのに、保育園では・・・』という親御さん。
どちらかといえば、前者の方がいい環境といえるという。
なぜなら、家は甘えていい場所のはずで、外でも、家でもいい子でいなければ
ならなければその子にとって逃げ場はなくなるという。
確かにそう思える。

先生は、『お家でいい子過ぎる子は、保育園で元気に思いっきり発散させる。
そして、やっていい事と悪い事をきちんと促す。どんな小さい子もきちんと
話して、きちんと話を根気良く聞いてあげるとわかってくれる。』と話す。

元気いっぱいの子供達を正面から思いっきり受け止めてやっている
先生たちはすごいと思う。
子供たちのいい芽を伸ばすも手折るも、周りの大人たちがどの位本気で
正面から向かい合ってくれるかがポイントのようだ。
子供にとって最初の社会は家族。そして、その次が保育園や幼稚園。
悪い事をしたら、思いっきり叱る。良い事をしたら思いっきり褒める。
思いっきり叱った後も、褒めた後も抱きしめてあげよう。
抱きしめられた温もりは、身体の奥にきっと染み入ってくれる。

話していることも良くわからないし、伝える時間も時間が掛かる子供の話。
忙しい時間の中で、それに付き合うのは容易ではないが、この時間は
二度と来ないのだから、大切にしてあげてほしい。
子供なりに一生懸命伝えようと努力していること、くみ取ってあげよう。


がんばれ!子供たち! がんばろう!それをサポートする大人たち。
# by shinwasouken02 | 2006-04-27 08:36 | 伝えたいこと | Comments(0)

遠距離

N高原に別荘建築の予定のⅠ様の地鎮祭が
4月7日(金)大安吉日に現場で木漏れ日が
降り注ぐ中、厳かに行われた。

静かで、小鳥のさえずりが遠くで聞こえ
ゆったりとした優しい時間だった。

昨年の10月12日、『環境・エネルギーセミナー』で、
初めて面識を持っただけなのに ・・・。
ご縁があって、話が進み 現在に至っている。

まだ数回しかお会いしていないが、メールやFAXの
やりとりで遠距離の距離を縮めている。
側にいれば、いい仕事が出来るとか、遠いから
思うようにならないということは無い。
お互いがお互いを分かり合いたいという強い思いと
信頼関係がきちんと仕事を成り立てるのだと思う。
時々は意思疎通がすれ違うことも無くは無いと思うが
それぞれが思いをわかってもらいたいと伝える努力を
惜しまず、家づくりを楽しみながらやっていくことが
大切なことだろう。

今月末に樹木の伐採と造成。来月の連休明けから
基礎工事開始。建て方となる。

4月28日・29日に来鶴してもらい、工程会議・顔合わせ会
完成住宅の訪問見学と建て方現場見学を予定している。


さあ、みんなでサポートして楽しい家づくりの始まりだ。
# by shinwasouken02 | 2006-04-13 08:21 | ただいま建築中 | Comments(0)

楽しみ

先日、両親の家と隣り合わせに建てている
A邸に現場確認に夕方行った。

小雨も降っていたので、車の中から少し遠めに
基礎や現場周囲の確認をしていたところ・・・
両親の家の隣接している縁側のサッシが開いていて
お父さんが現場を眺めていた。
自分たちを見つけると、手招きをする。
車を止め、現場を横断し縁側に向かう。

息子さんたちの建物について色々と質問をしてくる。
ちょっぴり寂しい反面、息子が家を建てるという誇らしさも
垣間見える。複雑な心境のようだ。
でも、言葉の端はしに うれしさがこぼれる。
自分のことのように うれしいのだ。親心だよなぁ・・・。

そのうちにお母さんや息子さんの子供たちも集まって
縁側は、あっという間に茶飲み場になった。

みんな 楽しみにしている。

そんな優しさの中に入っている自分たちは幸せである。
現場には、そんな優しさがたくさんある。

うれしいよね。みんなが笑顔だと・・・。
# by shinwasouken02 | 2006-04-13 07:28 | ただいま建築中 | Comments(0)