山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

断熱改修効果⑥ 手すりの代わり

8年前に、父が他界し おばあちゃんを引き取ることになり
増築場所を探したところ、和室の掃き出し窓を出入口に
改良し、ひと部屋増築した。


なので、和室はおのずと廊下代わりとなり
多少着替えをする場所として、タンス等を置く場所になっていた。


断熱改修をする前は、タンスや棚関係がリビングなどにも
分散してあり、寒い時期は和室には寄り付かなかったし
廊下としての通路代わりとはいえ、真ん中には何も置いていなかった。


おばあちゃんも94歳となり、だいぶ手足の筋肉も衰え
歩く時も、何かしらに手を掛けたい状態となってきていた。


そこで、家具で手すり代わりになるような配置を考えた。
 

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和室の真ん中で、一時 身体を預けられるようなものと
廊下からの出入りで、身体を預けることの出来るもの。


別に、手すりでなくても 家具の配置で介助が可能となる。


これもひとつの介護リフォーム。
手すりを付けたり、お金を掛けたりしないで
出来るいい工夫だと思う。


断熱改修をしたからこそ、和室の有効利用により
見えてきたもの。


おもしろいね。いろんな改善。
by shinwasouken02 | 2009-02-19 13:54 | 断熱改修効果 | Comments(0)