山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

ハプニング

先週末、仙台でのシンポジウムに向かう高速道路の上で
地震の事を聞いた。

横浜の妹が、心配で掛けてきてくれた電話で知ったのだ。

妹 ; 『 地震、大丈夫?! 』

私 ; 『えっ、いつ!? どんな状況?! 』

妹 ; 『 どんなってば・・・、東北地方が大変って?! 』

私 ; 『 うそっ?! これから仙台に向かう予定で高速なんだけど・・・ 』

妹 ; 『 そっち、一番危ないじゃん!! 気をつけてよ。 』

私 ; 『 わかった。ありがと、教えてくれて・・・じゃぁ。 』


すぐ、ラジオをつけて状況を確認。
それから数メートル走ると、高速道路の電光掲示板に
“ 地震通行止め ” の表示。
山形蔵王インターで降ろされ、迂回路で仙台方面へ。

秋田県立大の長谷川先生とも、やっと連絡が取れ
長谷川先生も新幹線が不通となった為、鳴子方面から仙台に
車で向かってくるという。会場や事務局との連絡が取れた時は
開催方向で準備を続けているとのことだったので、秋田や岩手の
先生達の安否は気になりながらも、とにかく東北大学に急いだ。

仙台方面の人たちとは、連絡が取れなかったので
他の地域で、震源の近い人たちの連絡を試みることにした。

最上のS専務や盛岡の加藤編集長には連絡が取れ
比較的問題が少なかった事を知って安心した。

通常2時間半の道のりを、4時間かかって到着。
会場準備をしていた関係者の方たちが、残念そうに

『今日は、中止。後日、日を改めて開催するそうです。』

会場に来た人たちに、声を掛けていた。
私達と同じ様に、福島のS社の社長も高速を途中で降ろされ
迂回路で4時間掛けて、来てくれたが・・・残念そうに帰った。

長谷川先生もなんとか到着し、吉野先生、林先生、事務局さんと
打合せをし、秋口の開催を予定し解散となった。
秋田や岩手の先生達は、交通手段が閉ざされ来れなかったらしい。

思わぬハプニングで、スケジュールはボロボロだったが
自分達も関係者も何事もなかったことが、せめてもの救いだった。

現在も、被災地ではたくさんの人たちが大変な思いをしている。
自分達も、いつ同じ様に自然災害に合うかわからない・・・。

自分達に出来る予防と支援を、やっていくことしか出来ない。
いくら対策をたてても、自然災害のの猛威には、勝てない。
人間って・・・ちっぽけだもんなぁ~。


それにしても・・・驚いた事件だった。
Commented by 震度5弱の地区より at 2008-06-16 22:23 x
中止だったのですか??? とんだ地震でした 震度5弱を体感したのですが、これからの耐震化は非常に重要な実感がしましたョ。
震度7などは「超どんだけぇ~」ってな感じでしょうね” 耐震化万歳”
Commented by 東姫 at 2008-06-17 18:56 x
もの好きさんの、行ってきま~すをみて、心配していたところでした。
無事戻られて何よりでした。お疲れ様でした。
Commented by もの好き at 2008-06-18 11:57 x
ありがとうございます。
たぶん、誰よりも何かありそうでない人の代表
みたいなものですから・・・大丈夫です。

けど、びっくりでしたね。
しかも・・・携帯っていうか連絡が取れないことが
目の当たりにしてわかったというのが一番の感想です。
震源に近ければ近いほど、安否状況を知りたいのに
術が無いのです。何かしら、みんなで連絡方法を決めて
おいた方がいいみたいです。

by shinwasouken02 | 2008-06-16 12:06 | 日々の中で | Comments(3)