山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

隣の芝は青い

9月に、M様邸の追い込みとS様邸の建て方とが
重なって多忙を極めたので、大工さんの応援をもらった。

S君の友人のA君。
少し前まで、親和創建のスタッフ同様 建築会社に
勤務してやっていたらしいが、仕事のやり方の相違で
その会社を辞めた。その後、会社に属せず、昔からいわれる
一人親方という立場で頑張っている青年だ。
自分で営業をし、小さな事から いろいろな現場(会社)に
応援として入ったりし、仕事をこなしている。

おかげさまで、A君が応援に来てくれたM様邸も
終盤に入った。


その彼が入った1ヶ月の間、親和創建のスタッフも
いろいろな意味で刺激を受けたらしい。

一人親方としてやっているA君を、羨むものもいた。

“ 隣の芝は青い ” である。

一人でやっていることが、かっこいい。
いろんな現場に行ける事が、羨ましい・・・。



月末の応援の支払いをする時に、A君といろいろ話した。

『 こんな会社は、はじめてだ。
 自分が、今までやっていなかったことが、とても多く
 すごく楽しかった。 また、一緒に働きたい。』 と。

大変なことを承知で、会社を辞め 一人でやっているのだが
正直、不安なことも多いとのこと。
これからのことを考えると・・・ 安定は、難しい。

会社でさえも、難しいわけだから この建築業界を
個人でやっていくことが、簡単なわけは無い。


ただ、それぞれの立場で、それぞれの場所で
お互い 切磋琢磨して 頑張っていくしかない。

常に、“ 隣の芝は青い ” のだ。
それを羨む前に、自分達の芝の手入れを
きっちり、していこう。 

みんなで・・・さっ。
by shinwasouken02 | 2007-10-04 08:42 | ものづくりの輪 | Comments(0)