山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

手向(とうげ)

先日、羽黒町のお客様が来社された。

いろいろと話をしている時に、部落名の話になり
私が、何気なくつぶやいた。

『なんで、手向って書いて “ とうげ ”って読むんだろう!?
やっぱり意味があるんでしょうね・・・。』

そしたら、K様が にこっと笑って・・・

『そうなんです。意味がちゃんとあるんです。
 昔から人々は山を越える時に、峠で手を向かい合わせ
 無事、登れたこと そして下りも無事で行けますように・・・。
 拝んだ。ということで・・・
 峠は手を向かい合わせるところだから、“ 手向(とうげ) ”
 と呼ばれるようになったそうです。』

『はぁ~、なるほど。』  ふむふむ。

鶴岡市内にある “ 鳥居町 ”と言われる町は、昔
羽黒の鳥居がそこにあったので、その名がついたとか。

地元の人ほど、自分達の住んでいる処の良さを
良くわかっていないとか・・・なんだかんだ話が盛り上がった。

こんな風に、いろんなことに興味や注意を持つことで
自分達の知識が大きく広がる。
子供たちにも、こんなことを語り継がれることが
大切な気がする。


地名の由来は、おもしろい・・・。

ん・・・。夏休みの宿題、親子でこんなことを
調べてみるのもいいんじゃない!?
by shinwasouken02 | 2007-08-02 08:40 | 伝えたいこと | Comments(0)