山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

すれ違い

 先日、施主さんからの電話が鳴った。

『ちょっと、時間ある?』 と。
何かと思えば、友人の話。しかも他社で建築し、
最近に新築の住宅に引っ越したばかり。

せっかく、夢を形にし喜び勇んで引っ越したばかりなのに
自宅に思いもかけない問題が起こっているらしい。
同じ頃に建築し、何かあるたびに話を聞いてくれていた
施主さんに悩みを打ち明けに来たのだと言う。
『建築会社と今後の話をしていくのだけど、専門的な内容に
なって本当にそれでいいかわからない時、相談にのって
ほしい。』と弊社に頼んでほしいと言われたとの事。

最近、こういった相談が後を絶たない。
自分達の施主さんや友人がついつい話を持って来る。
聞かせられるたびに、悲しくなる。
なんで、せっかく想いを形にと望まれ何度も会って一緒に
作り上げてきたのに 作っていく際に作る側が細心の注意や
心配りをしてあげないのだろう。
住む人の立場になって考えていかないのだろう。
自分達の私利私欲が先になるのだろうか?
同業者として心が痛い。

中には、そうなるとは知らず作っている建築会社もたくさんある。
勉強不足も甚だしいのだが、『こんなはずじゃなかった』という。
作り手として、最低限の知識と技術は持ってもらいたいものだ。
プロとして当たり前のことだ。

そして、施主さんからも自己防衛術として最低限の勉強をして
ほしいと願わずには いられない。

思ったような住まいにならなかった人達も、嫌々その中で
生活をしていては、心が安らげない。
せっかく縁あって 自分達の住まいとして この世に出来た家。
いいところを探してあげよう。
全てが、気に入らないところじゃないはず。とっても気に入っている
ところもたくさんあるのだろうから・・・。
好きなところを見つけて優しくしてあげてよう。
きっと応えてくれるはず。

頑張って、育てていこう。

大切な大切な自分達の住まいを。
by shinwasouken02 | 2005-10-06 09:23 | 伝えたいこと | Comments(0)