山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

消防団、出動!!

先日もまた、社長の担当地域で火災が発生。

午前1時過ぎ、班長からの伝令。
眠い眼を擦りこすり、すばやく消防服に着替え
現場に急行!!

現場は、狭い小路を入った行き止まりの家。
なにやら、火種になりそうなものがいっぱいあったとの事。
新聞紙やら、ダンボールやら・・・。

社長も、方面隊長、分団長、部長、班長指示の元 消火活動に参加。
防火服を身にまとい、ホースの筒先を持ち火元に向ける。
筒先から出る水の圧力は、4キロ前後。
補助員の仲間と共に、格闘していた。
午前4時過ぎ、放水・消火活動終了。午前5時前、ようやく解散。
今回は、居残り業務担当ではなかったが ボロボロで家路に着く。

火元の家は、全焼。隣接した両隣が、面していた外壁を焼いた。
運が良かったのは、小路で行き止まりだったのだか
内川が隣接していた為、水の供給に恵まれていたし
住人も、ご近所さんも危険から回避できていた。


『 油断すると危険だから、気が抜けないんだけど
 視界の中に、ガスボンベみたいなものも見えてて・・・
 爆発したら、どうするぅ?! 俺、巻き込まれるんだろうなぁ。
 なんて思ってたりしたんだよな。 』


『 今回、本署の消防員から聞いたんだけど、燻ぶって、火種に
 なりそうな物への消火方法は、その中に筒先を入れて中から
 水浸しにすることなんだってさ。
 表面に水をかけ、消えたつもりでいると復活する場合があるから
 中の中へ水をかけるんだと。勉強になったさ。 』


『 とはいえ、火事は恐ろしい!!

 目の前で、その様子を目の当たりにしていると
 火に勢いがついたら、抑えきれるもんじゃない。
 家を建てる為に、不燃材や防火材を使っているけど
 そんなもので抑えられるほど、生やさしいもんじゃない!!

 とにかく、住む人が家族や自分の身を自分で守る為に
 近隣住民と協力し合って、家の廻りや部屋の中の物の整理
 火災や災害に対しての心構えを、ちゃんとしなきゃダメだ。』


と、みんなに激を飛ばしたのは 言うまでもない。

実際に、体験している人からの言葉は重みがある。
火事は、恐ろしいのだ。


消防団員の社長。 今回も、ご苦労様でした!!

みなさんも、火の元には十分に気をつけて下さいね。
by shinwasouken02 | 2009-06-24 12:09 | 社長の事件簿 | Comments(0)