山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

確信

今日の午後、友人が事務所を訪ねてくれた。

最近、長年お勤めしていた会社を突然やめた。
何か理由があるとは、思っていたが 彼女の口から
話さないことを、色々訊ねるのは失礼だと話すまで
待っていた。

今日、彼女の理由を聞いた。
やはり、人間関係や仕事への取り組みの違いが
原因だったようだ。
自分にも、そんな時代があったのでその当時のことや
経験を今後の参考になったら・・・と 話した。

そして、話をしながら 自分が現在やっていることの
大切さを再認識したような気がした。


自分が家を建てた頃は、住宅性能なんて何も無かった。
それから、5年後 住宅性能を語る家が建ち始めた。
建築業界に入り、この地域において断熱・気密なんて
そこそこで十分だと、自分も感じていた。
予算の問題もあったし、会社でも性能重視の住宅造りを
勧めていたわけでもなかったので、それでいいものだと
信じて、その中でのいい家を建ててきた。

でも、現在になって・・・その当時の経験があって
住宅性能の大切さを、肌で感じている。

やってみたからこそ、わかること。
住宅性能の違いによる住む人の環境の変化。
生活の豊かさ、身体への負担の少なさ。
“ 温度のバリアフリー ” の大切さ。


高断熱・高気密住宅を建てたことの無い人には、決して
わからない世界。オール電化住宅だって同じ。
高性能なものを創ってみなければ、その良さは理解できない。

だからこそ、創り手としての経験をふまえて これから
自分達の家族の住まいを建てようとする人たちには、
自信と確信を持って 住宅性能の大切さを勧める。

住みこなしは、もちろん大切だが まずは家族を守る家に
住宅性能をきちんと語れない家を、建てるべきではない!! と。



そんな思いを、改めて感じ うれしくなった午後。

思い出させてくれて、ありがとう。Hさん。
Commented by 東姫 at 2007-11-08 09:27 x
私もそうです。見かけだけ、使い勝手だけを求めていました。
しかし、結婚し、環境が変り、温度のバリアフリーを知った時、これは、知らせなければならないことだと感じました。
体感しないと、なかなか理解してもらえませんけどね。これからの季節バンバン体感者を増やして幸せな家族を増やしていきたいです。
これからもご指導よろしくお願いします。
Commented by onee at 2007-11-08 11:00 x
暮らしに、温度のバリアフリーを取り入れさせてもらい、もうすぐ3年が経ちます。ここ数日朝晩だけ暖房のスイッチを入れてたのですが、昨晩は
offにするのを忘れて寝てしまいました。「しまった!」と思いつつ、朝起きた時のホッとする感じがそれはそれで私には心地よかったです。

朝、目覚めたときからふんわりとした気持ちになれる我家の家族は幸せです。

性能は以前と大差なし、見かけはとってもきれいに素敵になった。といったリフォームではなく、暮らす人間にはもちろん、その人間を守ってくれる建物そのものをもいたわってくれるそんなリフォームができた事本当によかったです。

子供たちを含めこれからの永い人生、何なく安心感を持って生きていけそうって思えるのです。



起きた時の
by shinwasouken02 | 2007-11-08 01:09 | 伝えたいこと | Comments(2)