山形県鶴岡市の工務店


by shinwasouken02

社長事件簿① 張り込み

あれは確か、3年程前の午後11時すぎ 突然 携帯が鳴った。
社長からの電話だった。

なんだろう? こんな夜遅くに・・・ と電話に出た。

社長 『 向かいのうちの駐車場に、不審な車がある。
     車の中に、男が二人。タバコを銜えながら・・・
     なんか変だ。俺はこのまま張り込むから、警察に電話してくれ!! 』

何のことかわからないが、一大事らしい。

『 日枝の親和創建ですが、会社の駐車場に不審な車と
 人がいるらしいんです。』 と警察に通報した。

数分後、警察から電話が来た。

警察 『 すんません。なんだかよぅ。うぢの奴ら(刑事)らしいんだずぅ。
     最近、お賽銭泥棒が多いんでぇ、夜の張り込みしてたんだどよぅ。』

とのこと。思わず、込み上げて来る笑いを堪え、ご苦労様です。と
電話を終え、社長に連絡し 大爆笑。

『 なぁ~んだぁ。そういうことかぁ~。ふぅ。』 社長の安堵の声。

翌日、話を聞いたら その不審者扱いを受けた刑事さんたちが
その後に、社長に挨拶に来たとのこと。

『断ってから、やってくれればいいのにさぁ~。』 という社長に

『断ってからじゃ意味ないでしょ。
 張り込みは黙ってやるもんでしょうが・・・。』 と突っ込む私。

張り込みをしている刑事を張り込んだ社長。
世の中にそんな人はあまりいない。 と語り草になっている。

こんな正義感あふれる親和創建の五十嵐社長。
お茶目な事件簿でした。(笑)
by shinwasouken02 | 2007-06-08 20:31 | 社長の事件簿 | Comments(0)